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上越市に新名物が誕生! その名も「さかきん発酵鍋」!

上越市に新名物が誕生! その名も「さかきん発酵鍋」!   岩の原葡萄園 渡辺真守
本格的な冬が到来。鍋が恋しい季節となりました。上越市に、凍えた体を温める、新しい名物が誕生しました。その名も「さかきん発酵鍋」です。
この鍋は、上越産(上越市・妙高市・糸魚川市)の酒かすを入れたスープに地元の発酵食品・野菜・魚介類などの具材を使用した鍋料理のことです。
鍋を考案したのは、地元有志で結成した上越発酵鍋開発普及実行委員会。活動の発端は、上越市は、食材豊富な地域ですが、お勧めの名物がなかなか無いということ。「それなら、これという名物を作ろう」そんな思いから、活動がスタートしました。
そこで着目したのが、上越市は、たくさんの美味しい発酵食品が味わえる「発酵のまち」であること。
しかし、このキャッチフレーズは、日本全国の市町村でも使用されており、差別化が必要。あまたある「発酵のまち」の中で、上越市唯一の特徴は何か、それは「発酵学の父」、故坂口謹一郎の出身地であることです。坂口謹一郎(1897年~1994年)は、東京大学名誉教授で「発酵学の父」とも称され、微生物のはたらきに着目し醸造・発酵学の礎を築き、バイオテクノロジーの草分け的な存在となった人物です。つまり「元祖」発酵のまちとも呼べる特徴が上越にあるのです。
そんな“発酵学の父・坂口謹一郎”と“発酵のまち上越”、この二つを掛け合わせて、約1年間の開発期間を経て、誕生した名物が、「さかきん発酵鍋」です。「さかきん」とは、坂口博士の愛称のことです。
令和4年9月30日、さかきん発酵鍋の完成披露会を実施し、上越市長や衆議院議員、市議会議員、観光コンベンション協会、そして一般市民等が出席。同時に上越地域の7店舗で提供を開始しました。
今この鍋は市内外から大きな注目を集めており、NHK等様々なメディアが取り上げているほか、提供飲食店も増えています。
一部の有志のみで始まった取組は、大きな盛り上がりを見せています。

 

帰省の際には是非、さかきん発酵鍋をご賞味ください。

「さかきん発酵鍋は、さとふる、ふるさとチョイスなどのふるさと納税にて通販でもお求めいただけます。ぜひどうぞ!」